目の病気は自覚症状がないことが多い
病気の治療で大切なのは早期発見・早期治療ですが、目に関しても早い段階で異常を自覚された場合は、速やかに眼科を受診されることをお勧めします。ご病気が早い時期に発見されれば、それだけ病状を早期に改善する可能性が高まり、進行性の眼疾患でも進行を遅くすることができるかもしれません。
視力の低下は、徐々に進行した場合、お気づきにならないこともあります。また、両眼でものを見ているため、片眼の視力低下に気づかないこともあります。自覚できるほどの症状ですと、ご病状がかなり進行していることもあります。そのため、この程度なら眼科に通わなくても大丈夫と自己判断はせずに、気になることがありましたら、お早目にご相談ください。
こんな症状のある方は、ご相談ください(例)
- 目に違和感がある
- 白目が充血している
- 黒目が白っぽい
- 目やに や 涙がよく出る
- 目がかゆい
- 目や目の奥にほうが痛む
- 慢性的な目の疲れ
- 目に異物感がある
- ドライアイ(目の乾燥) など
こんな見え方がしたら一度ご受診ください
- 物が見えにくくなった気がする
- 物がダブって見える
- 物がゆがんで見えることがある
- 電灯や太陽の光がひどく眩しい
- 目の前にチラチラしたものが見える
- 黒い点が浮かんで見える
- 物が霞んだように見える など
なお、診療の結果、入院加療が必要と判断した場合は、ご希望の病院や連携先の病院を紹介いたします。